心配された理由
丁度良く心配されることは、よく考えるとありがたい話である。
相手にはとても申し訳ないけど……
数時間前、
寝落ちから目覚めた私がふと携帯を見ると、彼からの着信が数件入っていた
(こんな深夜に…いや時間帯関係なく珍しいな…)
どうしたんだろう?と思い電話をかけ直すと、
「今夜来るって言ってたのに何で来ないの?」
だった。
内心、
(えっ…?行かないといけなかったのか…
どうでもいいと思われてたから、行かないならそれはそれで気にしてないのかと思ってた)
だったが、その後話の聞くと彼なりに私のことを心配してくれてたみたいで…
家に来てくれると言ったのに来ないから、事故に遭ったのかと思ってた
とのことだった。
今年の春、
明日会いに行きますね
と私から彼に言ったにも関わらず、その日体調不良を起こし数日入院してしまったことがあった
入院初日の夜にやっと彼に電話ができて、その日はもう会えないことを伝えて……
という過去があるので今夜も似たような理由で心配させてしまったのかもしれない
今夜会いたかったけど、どうにも眠くて寝落ちしてしまった
と伝えると
ふーん
って感じだった
でもこの程度の心配の仕方は、私には少し嬉しい気持ちが芽生えてしまったところもある。
本当は迷惑も心配もかけたくないけど、今夜だけは大事にされてるのかなと勘違いしてしまったよ
不安にさせないように連絡はちゃんとしないとね